Vol.2「PLAY SPACE レポート」
ソニーが手掛ける宇宙感動体験事業「STAR SPHERE(スタースフィア)」は、誰もが簡単に人工衛星に搭載したカメラ映像を操作撮影したり、その映像利用ができる新しいサービス。 2022年11月3日まで東京ミッドタウンで開催されたイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH2022(東京ミッドタウン デザインタッチ)」にて、「STAR SPHERE」(スタースフィア)のシュミレーターが初お目見えすると聞きつけ、宙フェス夜市編集部も取材へお伺いしてきました!今回は会場の模様をレポートします♪
「STAR SPHERE」とは?
宇宙をすべての人にとって身近なものにし、みんなで「宇宙」を発見していくプロジェクト。2017年にソニー社員有志が集まりプロジェクト誕生。2019年にソニー・東京大学・JAXAの3者で「宇宙感動体験事業」の創出に向けて共創契約を締結、ソニーのカメラ機器を搭載した人工衛星の共同開発を行う。2022年12月頃に人工衛星の打ち上げを予定、来年2023年2月に、人工衛星に搭載したカメラ映像を操作撮影したり、映像利用ができるサービス をスタート予定。サービスを通して誰もが「宇宙の視点」を発見することで、一人一人の価値観が変わり、社会が変わり、地球がより良い方向へと変わっていくことを目指す。(開発インタビューはコチラ)
エンタテインメントの力で
宇宙感動体験を世界に広めることに挑戦!
宇宙の視点をみんなのものに
今回イベントが開催されていたのは、東京ミッドタウンで開催のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022(東京ミッドタウン デザインタッチ)」。
“君は宇宙を、どう遊ぶ?”をテーマにした没入型体験空間『PLAY SPACE.』は、エンタテインメントの力で宇宙感動体験を世界に広めることに挑戦されるということで、宇宙を身近に感じることができる素敵なテーマにワクワクが止まりません!
会場には数々のアーティスト&著名人らによる「私は宇宙を、こう遊ぶ。」
アイデアとメッセージがズラリ。
「衛星カメラで何を見たい?何を撮影したい?」の質問には
「フェスの上から撮影してみたい!」
「地球の淵から登る月や、台風を撮影してみたい」
…などのユニークなアイデアがたくさん!
展示コメントを読むだけで夢いっぱいの楽しい気分になれます。
展示の中には、DISH//さんや中川翔子さんなどのメッセージボードも発見!
他にも『PLAY SPACE.』では、“宇宙の視点”になれる没入体験が楽しめるコンテンツがたくさん展開されていましたので、気になる展示を少しご紹介✨
こちらは「Space Generative Music」
画面に表示された宇宙や地球の映像をジョイスティックで操作。映像の視点を自由に動かしたりズームしたりできます。映像の操作に応じて音が様々に変化し、映像とBGMの変化をリアルタイムに楽しむことができます。
こちらは地球周回軌道を漂う宇宙船の窓でのチル体験をイメージして試作された「SPACE NOMADO」シリーズ
こんな窓がおうちにあったら、毎日、宇宙旅行を楽しんでいる気分になれそう!
2022年冬に打ち上げ予定の
超小型人工衛星の実物大模型の展示も!
まもなく打ち上げ予定の人工衛星模型の展示されていました。
外観からサイズまで実物を精巧に再現されているそうです。
取材に訪れたオープニングステージでは、ソニーグループ株式会社の中西吉洋氏と村木祐介氏が登壇。「STAR SPHERE」の人工衛星の紹介も行われていました。
お話の中で飛び出したのがこの衛星の秘密!実はこの衛星には、ちょっと面白い仕掛けがされているそうなんですが…その仕掛けはなんと「宇宙人へのメッセージQRコード」が中に入っているそうなんです!
衛星は約2年間、地球を周回してそのまま自然に返る素材で作られているそうなのですが、もしかしたらどこかで宇宙人が衛星のメッセージを受け取るかも…⁉
(どんなメッセージ(何語?)なのかもちょっと気になります…笑)
初公開された「STAR SPHERE」
撮影シミュレーターはコチラ!
そしてソニーがJAXA・東京大学と共同で推進しているSTAR SPHEREプロジェクトが開発した、人工衛星からの撮影体験を模したコンセプトブース「Space Shooting Lab」ブース✨
ジオデジックドームの中はまるで宇宙船のコックピットのよう!
人工衛星のミッションコントロールセンターのようなパネルやディスプレイで、簡単に撮影シミュレーターを操作!人工衛星による撮影の魅力が直感的に感じられるコンセプトブースになっています。
自分で衛星を操作して、地球や宇宙の写真や動画を撮影できる「STAR SPHERE」がいよいよ現実になるんだな!と、このディスプレイの前に立つと、よりリアルに実感することができました!
※実際に撮影できる写真イメージ
ブースの大画面モニターに映し出された宇宙や地球の映像を確認しながら、自分が撮影してみたい国や場所へ移動したり、場面を探したり…人工衛星からの撮影を疑似体験することができます。
そして11月は「宙フェスTOKYO2022@日本橋」に
「STAR SPHERE」ブースが登場⁉
そして今年の「宙フェスTOKYO2022@日本橋」には「STAR SPHERE」のブースが登場します!宇宙の視点が得られる未来の世界を体験してみたい!!という方はぜひソニー「STAR SPHERE」ブースへ遊び来てください!
またブースではもうすぐ打ち上る予定の人工衛星で体験できる宇宙からの映像や「STAR SPHERE」に関するお話をスタッフに直接話を聞くことができる絶好のチャンス!
ぜひソニー「STAR SPHERE」に話を聞きに来てください。